この家族を撮り続けもう何年になるだろう?
毎年の撮影とともにこの家族の歴史が刻まれる。
パパとママは両親として成長し、子供たちは少しづつ大人になっていく。
今年の撮影では、長女は高校生の楽しさを語り、
次女はスマホが欲しいとパパに訴え、
妹は壊れた三輪車にまたがっていた。
そして、被写体の家族とともに僕も成長する。
家族写真を通して、家族の幸せをもっともっと伝えたいと思う。
僕は今年で50歳。
家族の思いが詰まった「家族の歴史」、10年の家族写真はロングランの撮影だ。
あとどれくらいの家族と出会えるんだろう?
今の気持ちの撮影がいつまでできるんだろう?
とりあえずは、あと15年。
65歳まではいけそうだ。
だから10年の家族写真【10年のFamiPhoto】はあと5年、2022年までの受付にしよう。
10年間、責任ある撮影をするためにとりあえず2022年という区切りをつけよう。
_____家族写真家 佐々木宏和