僕と息子は違う人。
だから、いつも僕の常識を超え、僕のルールから外れる。
僕の「当然」が、彼にとっては「ありえない」。
僕が出来ることは、彼には出来ない。
彼が出来ることは、僕には出来ない。
そんな違いを見せつけられた時、
僕は悲しくなってしまう。
僕と息子は違う人だとわかっているのに。
子育ては僕の「常識」や「当然」を外すこと。
それなのに、僕の「常識」や「当然」は頑固で、
なかなか外れない。
そして、自分を疑ってしまう。
そんな時、一枚の家族写真を仕上げていたら、
カメラの前の子供たちが「Yes」と言ってくれた。
_____家族写真家 佐々木宏和