小さな頃から医者になりたかった兄弟は、
この春、次男坊が国家試験に合格して、3人揃って夢を叶えた。
31歳、29歳、27歳。
小学生の頃から受験を繰り返し、とうとうこの日を迎えた。
「途中で諦めちゃうことなかったの?」
僕が聞くと、
「いったん医者を目指すと、潰しがきかないから別の就職は難しいんです」
と、お兄ちゃんが教えてくれた。
そうか、医者を目指すってそういうことなんだ。
後戻りできず、夢を追いかけた兄弟の思いが伝わる。
そんな会話をしながら、3人は撮影を楽しんでくれていた。
辛い受験のイメージとは違い、彼らは今までのことをひょうひょうと語り、爽やかに笑ってくれた。
「こんなことは一生の思い出になるし、一生残るから」
「子供の頃に撮った写真館で撮りたい」
そんなふうに三男坊が言い出した撮影。
そして、大阪と東京でわかれて暮らす家族はアトリエに集まってくれたのです。
スーツ姿で家族写真を撮った後、兄弟写真を撮るために彼らは白衣に着替えた。
3人揃った白衣姿は本当に眩しく、これが、家族が今まで心に描いていた光景だったと感じるほどだった。
無口なお父さんは微笑みを浮かべ、僕の後ろで見ていたお母さんは「泣きそぉ〜」と嬉しそうにしていた。
3人が受験の間は家族旅行すらできなかったらしい。
撮影を終えた家族は、久しぶりの家族旅行で伊豆へと向かう。
別れ際、三男坊にお礼を言うと、「これからです」と力強く僕を見た。
「5人でギュウギュウの車に乗って行くの」
またお母さんが嬉しそうにしていた。
_____家族写真家 佐々木宏和
先日 の 撮影日
間に合わないと 言われてた
三人のネーム入り白衣が
撮影前日の朝に 届き 急いでシワを伸ばそうと
三人のネームが 目に入った時・・ ・ 涙 ・
長かった苦しんだとき(時間) が 終わり
やっと・・やっと五人家族の 時間を
取り戻す 大事な瞬間・・・・・撮影・・
懐かしい ふみあきおじ様の ” 声” ?
佐々木夫妻は ず〜と 辛かった時を寄り添ってくれてたかのように (私の大好きな 小川の 音) ・
・・・・ゆっくりした とき( 撮影) が 流れた
これからは 五人で送れなかったときを
少しずつ 取り戻そうと・・涙・
大切な 事に 気付かせていただき
” 暖かい時間 ” を おくることが できました
ふみあき叔父様 へ
立派な 後継者の御子息に
お喜び申し上げます
当日 お会い出来なかったことを家族が残念に
思ってました
撮影後 慌てて 帰り失礼しました
タオ子叔母様 御家族
皆様 が 健康で 過ごされますように・・
佳奈与
先日はありがとうございました。
ご家族の感動がこちらまで伝わるような
撮影をさせていただいたと、嬉しく思っております。
これからの3人の活躍を、陰ながら応援しております。
両親への心遣い、重ねてお礼申しあげます。
サンプルの方はもう少しお待ちください。
準備が出来次第、お送りいたします。
佐々木宏和