息子への尊重

 

彼は中卒のビジネスオーナー。

椎原 崇さん。

元パチプロという異色の経歴に惹かれ

僕はしばらく彼のコンサルを受けていた。

 

そして先日、彼の講演会を撮影させていただいた。

 

出番前のひと時。

モニターに映る満員の客席を見ながら

彼は何を思っていたんだろう?

 

いつも自然体な彼のことだ、緊張や期待というより

週間ジャンプの続きでも考えていたかもしれない。

 

 

 

椎原さんに会った頃、聞いてみたいことがあった。

中卒を決めた時、ご両親はなんと言ったのか?

 

僕には中三の息子がいる。

勉強と学校が嫌いな息子は、今高校に行けるかどうかの狭間にいる。

だから、その時のご両親の気持ちに興味があったのだ。

 

彼が教えてくれたのはこんな感じだったと思う。

 

「人生で3回ほど死にかけたようなことがあって

それ以来、生きてるだけで充分って思ってたみたいですよ。

だから僕の決定を必ず尊重してくれたんです。

ただ、中卒で社会に出るなら会社に入らず

自分で何かやりなさいって・・・」

 

僕の文章力ではこんな感じだけど

詳しくは彼のブログのこれとこの記事にあるので、

是非読んで下さい。

 

ともあれ、

彼の成功は、ご両親からの尊重があったからだと

その時つくづく思ったのでした。

 

 

 

そして息子は中三になり、

僕は「高校なんて行かなくてもいいよ」と言いながらも

心配してしまい、自分の価値観を押し付けてしまう。

 

ついつい「これは別」って言い訳。

息子のためにと、口を挟むことはしても

尊重して放っておくことができないでいる。

 

ご両親のように、

息子の決定を心から尊重することは本当に難しい。

 

 

 

息子は中卒になるんだろうか?

それとも高校に行けるんだろうか?

どちらにしろ息子の決定を聞く時が来るのだ。

 

 

 

息子が塾に行きたいと言って、

初めて通い出した夏休みの終わり。

 

「自分らしく生きよう」と

自然体で穏やかに語る椎原さんを撮影してたら

その姿がとても幸せそうで、

 

少しだけ、

僕にも息子のことを尊重できそうな気がした。

 

___佐々木運真

 

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