たまごボーロが好きだった女の子が、今年成人を迎える。
だから今日は振袖を着て撮影なのだ。
アトリエを貸切りにして、ゆっくりと撮影をすすめる。
その様子を眺めながら、お母さんと妻が女の子の昔話をしている。
アトリエでたまごボーロを食べてた女の子が、成人を迎えるまでの時間。
その時間を想像しながら、僕はゆっくりとライティングを組み立てる。
そして、一つ一つ丁寧に撮影していく。
アトリエには、いろんな家族の時間が存在する。
「思い出の時間」
その大切な時間を壊さないように、アトリエは貸切で撮影をする。
「撮影の時間」を「思い出の時間」と重ねながら・・・。
そして、忘れていたものが甦り、昔話に花が咲く。
＿＿＿＿＿家族写真家 佐々木宏和
１０年撮り続ける家族写真。
思春期を迎える家族にオススメです。
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