プロローグ
僕は今までに、のべ10000組以上の家族写真を撮ってきました。
僕の仕事のように、家族揃ってお会い出来る仕事はあまりないと思うのですが、今までたくさんの家族と接して家族写真を撮って来たからこそ、思い続けて来たことがあります。
それは、
忙しい日常で忘れっちゃている大切な記憶を思い出してほしい。
誰もが自分を好きになり、「私は幸せだったんだ」ということに気づいた、あったかい世界を作りたい。
ということです。
最初に好きな人と出会った時のトキメキ。
まもなく子供が生まれて、感動したこと。
ただ、家族が元気でいてくれるだけで、嬉しかったこと。
そんな家族との大切な記憶。
でもついつい忘れちゃうその気持ちを思い出してほしいのです。
この「ページ」を読んでいるあなたは「幸せ」です。
この「家族写真」のページを読まれているということは
あなたは結婚していたり、
子供を授かっていたり、
家族がいることでしょう。
「家族がいる」これだけで充分幸せです。
「家族がいる」これ以上の幸せってありますか?
そして今、あなたの「家族」が目の前にいるのは
あなたが頑張ってきたからではないですか?
子供が元気でいるのも、あなたの頑張りがあるからなのです。
内側から家族を見ていると気がつきにくいですが、
「家族写真」にして外側から見てみると
頑張ってきた。
それなりに一生懸命やってきた。
そして守られてきた。
ということに気がつくはずです。
「家族がいる」それだけであなたは幸せなのです。
たくさんの家族と関わらせていただいたことでわかったことがあります。
それは、パパやママが嬉しそうにしたり、仲良くしてる時が、「子供が一番嬉しそうにしている」ということです。
例えば、運動会で親子競技をしてる子供の表情って、とてもいいって思いませんか?
家族写真を撮るときにも、パパやママと一緒に走ったりするのですが、何をしている時よりも、ダントツで一番いい顔してくれます。
他にも、パパとママの配置を決めて、先に二人並んでもらうと、それを見てる子供の表情は、照れ臭いような安心してるような、とても幸せそうな顔をするんです。
だから、「子育ては大変だ」と感じている方こそ、
もっと子供と楽しみましょう。
もっとパートナーと楽しみましょう。
でも、人によっては
「自分の幸せをアピールしてはいけない」
「家族の幸せをアピールするのは恥ずかしい」
「親バカになってはみっともない」
そう感じる方もいるかもしれません。
もしかして、実は多くの人がそう感じている気がします。
だからこそ、「一年に一度、家族写真を撮る」ことで
近くにいる子供の存在やパートナーの存在をいつもより感じて
あなたが「与えた愛情」や、
あなたが「貰った愛情」を思い出してほしいのです。
家族写真は愛情を育むのです。
僕は家族写真の価値をたくさん知っています。
それは10000組以上の家族を撮影して、お話しさせていただいたからこそ、わかったものです。
なので、その価値を家族写真を撮るきっかけにしていただきたくて、
「もしあなたが家族写真を撮ったら、あなたはどんな価値を得ることができるのか?」
ということを、「家族写真で得られる7つの価値」としてまとめてみました。
下記のリンクから順にご覧下さい。
10000組の経験から感じたものをまとめたものなので、これを読んで「家族写真撮ってみようかなあ」って思っていただけたらとても嬉しいです。
そして少しでも、あなたが目の前の幸せを思い出して、家族の幸せを育む助けになれば幸いです。
家族写真で得られる7つの価値 その5「子供が親の愛を確認できる」
家族写真で得られる7つの価値 その7「あったかい世界になる」